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理系大学生の雑記と備忘録

大学生におすすめの本を7冊紹介!

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大学生はサークルやバイト、遊びと勉強以外にもやりたいことが多すぎて
なかなか本を読む機会というものはないと思います。

私は大学生のうちに培った知識や知見は今後の人生における可能性を広げてくれると考えています。

そこで今日は現役大学生である私が「読んでよかった!」と思えた本をノンフィクションと小説の2つのジャンルで7冊紹介していきます。




ノンフィクション

死ぬほど読書

まず初めに紹介するのが丹羽宇一郎さんの『死ぬほど読書』です。

この本で私が読書を始めたといっても過言ではありません。

読書をする意味や価値を丁寧に説明しており、また読書の仕方についても解説してくれています。

1つ例を挙げると、「仕事の姿勢を読書がただす」という項では
読書で得た知識や知見が、仕事のみならず日常生活でも知らず知らずに生かされているということを語っています。

この本を読んだ後は、読書に対する価値観が間違いなく変わると感じる1冊です。

バッタを倒しにアフリカへ

次にご紹介するのが前野 ウルド 浩太郎さんの『バッタを倒しにアフリカへ』です。

前野 ウルド 浩太郎さんはバッタが好きで好きでたまらなく、研究者になりたいと思っていましたが
日本にはバッタ研究の需要がなく、途方に暮れていました。

そこでバッタ大量発生で食料危機が嘆かれているアフリカへ行くことを決意します。

バッタを求めてアフリカを走り回ったり、如何にバッタが素晴らしいかを語る姿は
草むらで虫を探す少年そのもので非常に興味深い内容となっていました。

自分の好きなものを極めて極めて職にするという姿勢は、読者のモチベーションを触発してくれます。

嫌われる勇気

フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と呼ばれるアルフレッド・アドラーの思想を記したのが、岸見一郎さん/古賀史健さんの『嫌われる勇気』です。

青年と哲学者の対話形式により、「どう生きれば幸せになれるか」というアドラー心理学を解き明かしていきます。

アドラー心理学では、「すべての悩みは対人関係の悩みである」と断言しており

つまり、「自身の考え方によって世界の見え方は180度変わる」ということに気づかせてくれる一冊となっています。

承認欲求ばかり追い求めたり、他人から自分がどう映っているのかばかり考えてしまうことに悩んでいる方におすすめです。

AI vs 教科書が読めない子供たち

人間はAIに負けてしまうのか?AI、人間の将来はどうなるのか?そんな疑問を解消してくれるのが、数学者 新井 紀子さんの『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』です。

「将来、人間の仕事は全てAIに奪われてしまう」と嘆かれている昨今
本書では「そんなことはあり得ない、シンギュラリティが起きる可能性はゼロだ」と断言しています。

AIに感情を持たせるには今我々が持つ感情のアルゴリズムを全て数式として落とし込む必要があります。

しかし、今の技術ではそういったことができるはずもなく、それは不可能に近い。

つまり、AIの不得手を理解すれば職を奪われることはありえないということが記されています。

今後のAIの動向が気になる方は、ぜひ手に取ってみてください。

小説

カエルの楽園

代表作に『永遠のゼロ』や『海賊と呼ばれた男』の著者でありながら、『探偵!ナイトスクープ』の放送作家を務める百田 尚樹さんの『カエルの楽園』

現在の日本の立ち位置を皮肉った風刺小説です。

この本を読むことで日本という国についてものすごく考えさせられます。

これからの日本を生きる日本人にはぜひ読んでもらいたい一冊となっています。

ちょっと今から仕事やめてくる

次に紹介するのが北川 恵海さんの『ちょっと今から仕事やめてくる』です。

本書がデビュー作でありながら第21回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》を受賞し、70万部突破のベストセラーとなりました。

ブラック企業で働く主人公は仕事の辛さを苦に物語序盤で自殺を試みます。

しかし、ヤマモトという自称昔の同級生に呼び止められて自殺を辞めるところから物語がスタートします。

ヤマモトがかける言葉は、理不尽な咎められ方をしてきた若者には心に染みます。

生きるのがつらいと感じている人ほど手に取ってほしい一冊となっています。

ぼくは明日、昨日のきみとデートする

最後にご紹介するのが七月 隆文さんの『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』です。

筆者はこれまで恋愛ものの小説が苦手であまり読んでこなかったのですが、本書を読むことでその価値観が180度変わりました。

男女年齢問わず、感動してしまう甘く切なく、ロマンティックなSF小説となっています。

今日は何も予定がないという日にぜひ読んでみてください。

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