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理系大学生の雑記と備忘録

大学生がWEBサービス公開から2週間で835人のユーザを獲得したお話

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初めて作ったWEBサービスを公開してから2週間で835人のユーザに利用してもらったので今日はその時に意識したこととかを話してくよ~。




はじめに

WEBサービスとは?

 WEBサービスとは
利用者がWebサイトの閲覧と同じようにWebブラウザによる表示・操作により利用できるようにしたインターネット上のサービス。また、ソフトウェアの提供する機能やデータを、Web技術の標準仕様に基づいて外部から利用できるようにしたもの。後者の意味はほぼ廃れ、現在では前者の用法が支配的である。



例えば、ブラウザやアプリ上で自分のメールをいつでもどこでも確認できる「Gmail」。
YouTube」や「ニコニコ動画」といった動画共有サービスなどがあげられます。

WEBサービスを開発したキッカケ

WEBサービスを開発するまでに色々な言語を触ったり、それを用いて簡単なツールやプログラムを組んでいました。


しかし、それらは到底他人にアピールできるものではありませんでした。


いろんな人が1つの成果物を作り、様々な人に利用してもらっている姿をみて羨ましいと思っていたことを覚えています。


そこで私もプログラミングを始めたからには何かを作ってみたいと思い、スマホアプリやデスクトップアプリなどいろいろ吟味した結果、WEBサービスを制作することにしました。

サービスを制作・公開する学生は全体の1%?

「大学生全体に対する理系の割合は約1割、その中でもサービスを作って運営している人はさらに1割。つまり、サービスを制作して運営している人は全体の1%しかいない貴重な人材だ」。


これは私がハッカソンに参加したときに主催の方がおっしゃっていた言葉です。


余談ですが、この言葉により成果物を作る上でのモチベーションを保つことができたのでぜひ共有したいと思いました。

WEBサービス開発におすすめの言語

Ruby

WEBサービスを開発する上で必要になるフレームワークには様々な種類があります。


その中でも「Ruby on Rails」はRubyの発展に貢献し、多くのプログラミングスクールでまず初めに学ぶコンテンツとして扱われています。


また、このフレームワーク自体非常に優秀なものであり、実際に「Twitter」「クックパッド」はRuby on Railによって開発されています。


また、Ruby自体初学者が学びやすい言語となっているのでWEBサービスを開発する上では非常におすすめです。

Python

私が使用したのはPythonです。


Pythonは機械学習やデータ分析といった側面が強く、そちらがメインに捉えられがちですが、実は「YouTube」や「DropBox」はPythonで作られています


言語自体に将来性があり、WEBサービス開発のフレームワークである「Django」と「Flask」はオンライン教材が充実しているので既にPythonを学んでいるという方はぜひこの言語で開発してみてください。

Java

Javaには「SpringBoot」「PlayFramework」といったフレームワークが存在します。


また、WEB開発だけでなく、デスクトップやAndroidアプリの開発に使用されていることから汎用性が高くJavaを書ける人材は一定の需要があります

誰にどんな価値を提供するかを考える

筆者が作ったWEBサービス

私が作ったWEBサービスは、『学内の授業を満足度や単位の取りやすさといったもので評価し、またその評価をユーザ全員が閲覧できる』といったものです。


要は、授業の口コミサイトです。


これを作るに至った経緯は、まず初めに世の中や自身の周りを便利にするサービスを提供したいと考えていました。


そこで、「履修登録時にどの授業がおすすめか、ぱっと確認できるものがあれば便利?」と思ったのが始まりです。


2週間で800人のユーザを獲得したWEBサービスは何気ない1つのアイディアから生まれました。

まずは必要最低限の機能を実装する

MVP(Minimum Viable Product)という言葉をご存じでしょうか。


 MVPとは
簡単に定義すると、MVPとは、製品を提供する上で必要最小限の機能のみをもつ、もっともシンプルな製品です。しかし一般的には、「顧客価値があり、利益を生み出せる最小限のもの」と考えられています。



サービスを作る上で大切なことは「始めは必要最低限の機能を実装し、形にする」ということです。


最初からあれもこれもと機能を増やしてしまうと制作までの期間に膨大な時間を要する上に一気に開発のハードルが高くなります。


そこで一番怖いのがモチベーションが下がってしまうことです。


始めはハードルを低く設定し、今の自分にできることや最低限必要だと感じる機能のみを実装して成果物を完成させましょう。

何を作りたい?

まずは何を作りたいかを考えましょう。


私が制作したのはWEBサービスですが、例えば日常を便利にするスマホアプリなのか、はたまたゲームなのか。


自身にとってあればいいな、こうできればいいな、というものを考えて大まか計画を立てていきましょう。

誰をターゲットにする?

続いて誰をターゲットにするかを考えていきましょう。


私の場合、「学内の授業の口コミサイト」ということでターゲットは大学内の学生でした。


かなりターゲットを絞っていますが、例えば「20代女性向け」「読書好きに」「ゲーム好きな人に向けて」などある程度の利用者が見込めるジャンルでサービスを提供することをおすすめします。

どんな価値を提供する?

非常に大切なトピックです。


あなたが作るそのサービスを利用して、ユーザはどういう価値を得られるのか?


自身が満足するだけのサービスではユーザが利用してくれません。


私は、はじめのうちは「履修すべき授業が一目でわかる」という価値を提供することに重点をおいてサービスの開発を進めていきました。


とにかく作り始めて完成させるということも大切ですが、その成果物によってどういった価値を提供できるのかをしっかりと見極めていくとおのずとゴールが見えてきます。




どのようにして集客するか

SNSを利用する

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上記は実際のアナリティクスの数字です。


これからわかるように私のサービスにアクセスしてきたユーザの約87%がTwitter経由であることがわかります。


後述しますが、これにはTwitterで紹介していただいたという理由もあります。


しかしながら、ターゲットにしている「学生」の凡そがSNSを利用しているという点から非常に効果的な宣伝方法だったことがわかります。


その他にもInstagramFaceBookなどを利用することでユーザ数を増やすことが期待できるでしょう。

紹介してもらう

次に重要となってくるのが「既に一定のユーザを獲得している方に紹介してもらう」ということです。


実際に私は有志で学内の役立ち情報を発信している方にコンタクトを取り、紹介していただいたことでアクセス数が飛躍的に伸びました。


おそらく私だけの力であれば、ここまで多くの方の目に触れるにはまだまだ時間がかかったと思います。


どれだけ良いものを作ってもそれが人の目につく機会がなければ日の目を浴びることはありません。

おわり

以上が私がサービスを開発する上で意識したことや公開後にアクセス数を伸ばすために試したことです。


これから何かしらのサービスを制作する上でこの記事が参考になると幸いです。


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